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ガランカ=サミエ
サミエ家は代々、王室に仕える誇り高き戦士の一族であり、国王ブルーノの信任厚く、王都カトマールの城下に広大な屋敷を持っている。 主人公カレン=サミエの夫。エダマ=ルンカの反乱によって失脚し、後に、司令官カレンに仕える将軍となって彼女を補佐する。粗暴な性格に反して、知略の持ち主でもある。 トロール族は、エルフ族同様、古代文明の遺物で戦闘用人間兵器として作り出された亜人種。神話の怪物トロールとは異なる。 |
チョウリョウ
物語後半のキーパーソン。シュンラを保護したダルマ老の弟子。山寺から一歩も外に出たことがない隠棲の兵法家だったが、カレン率いるエルドール・ラトザール連合軍の窮地を救うため、エルドールの鬼神として恐れられるシュンラを伴侶として下山する。そして、運籌帷幄の才を発揮して連合軍の軍師となりカトマール軍と戦う。 夢は、戦が終わった後、シュンラと住む家を持ち、村の学校で教職に就くこと。しかし、各国の為政者たちは、彼の軍事の才能を見過ごしてはくれないようだ。 |
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不死の一族、エドガー=ハートン、エリザベス=ハートン、ルーイ=ポワイエ
エルフよりもはるかに長い数万年の時を若く美しい外見で存在している。彼らにとって、人間は狩りの対象であり、気まぐれに人間社会に干渉しているようにも見える。 その反面、有限の時を生きて命の灯火を燃やす人間、エルフ、ドラゴンといった生き物の子供を拾って育て、その成長や活躍を見て楽しんだりする。彼らにとって、有限の時間を生き脆く傷つきやすい人間は、存在していること自体が奇跡であり、美しく、愛しいのだろう。古代文明で人類が犯した凄惨な悲劇の目撃者でもあり、高次の意識の影響を受けた時を紡ぐ器だと考えられる。彼らは美しい思い出・記憶を大切にし、それゆえ、狩の対象を選ぶ。 破壊神の異名を持つ栗色の巻毛の少年の姿のエドガーは、銀色の髪の少女エリザベスを妹として連れ歩き、彼女の危機に際しては見境の無い殺戮者と化してしまう。 プラチナブロンドの少年の姿をしたルーイは、人間に惚れ込みやすい性格で、エドガーからは子供のようだと揶揄される。そして、純真な少女カレンに実らぬ恋をしてしまう。 |
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シャール=ザマ
かつて魔王アーサーの右腕として暗躍した魔法使い。エドガーが魔王を討伐した際に死んだものと考えられていた。顔左半分に醜く大きく抉れたような刀傷がある。魔法使いとしてのプライドが許さないため武具・甲冑の類は身に着けない。 薬の秘法と「影」を操り、執念深く、持ち前のしぶとさで悪行の限りを尽くす。 彼にとっては、悪役エダマは気苦労の多い官僚人間に過ぎない。 自らの死すら彼独自の美学に変えようとする異常者。 |
エダマ=ルンカ
国王ブルーノの側近、宮廷宦官でありながら、古代文明の暗黒魔法を操る謎の黒幕ゼーダをマスターと仰ぎ、魔法復活の陰謀と反乱を首謀しカトマール王都を魔の支配下に置いてしまう。 少年時代、貧困から抜け出すため、自ら宦官となる道を選び、幼い頃には妹を失った。彼は貧しさを呪い、それを作り出した世界そのものを憎悪する。さらに、国王ブルーノの偏愛によって閉ざされた王宮で育まれた歪んだ愛が彼の人格を変質させている。その根底にあるのは、誰よりも傷ついた一人の人間の悲しみなのだ。だからこそ恐ろしく、哀しい。 |
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アンナとヨーコ
エダマの反乱による魔物の襲撃で一夜にして家族を失った少女アンナ。シャールに保護され、薬の魔法による精神操作で夢見る少女の姿のまま魔王アーサー復活の器とされてしまう。しかし、彼女は全てが夢の中の出来事だと信じて疑わず、ヨーコに懐いている。 大臣の妾の娘で元後宮女官のヨーコもエダマの反乱によって全てを失った美しくも哀しい女性。彼女は自らが潜在的な強大な能力の持ち主であることを知らないまま、シャールと出会い、未曾有の悲劇に巻き込まれしまう。 |
アーサー=ハートン卿
かつて魔王として魔物・魔獣を操りラトザール国を恐怖の淵に陥れた男。その実、不死の一族の長老でエドガーの叔父だという噂がある。 13年前、ハートン兄妹に討伐され肉体を失ったが、古代の暗黒魔法によってアンナを母体として受肉・復活させられようとしている。 |
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アラミス
不死の一族に育てられた人間の赤ん坊の一人。エドガーの影武者として成人した後もエリザベスを母親として慕い。シュンラを姉貴として頼っている。 茶色い髪と髭の長身の男。 幼い少年の頃、エリザベスと共に魔王アーサーに捕らえられた。彼らを助けるため、単身で魔王に挑んで命を落とした兄貴分のカルザックを誰よりも尊敬している。そして、運命の悪戯が彼をカレンとめぐり合せることになる。 |
シャナオウ
人理の調律者として、古代文明の遺物、そして、時を紡ぐ存在である不死の一族に対抗する勢力・ダルマの守護四闘将の一人。エリザベスからは、1037代目シャナオウと呼ばれる男。 アンナを匿い、キャプテン・グラン率いるカトマール軍に対して戦を挑む聖域の守護者。 その出自は謎に包まれている。 |
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キャプテン・グラン
古代文明の暗黒の力を操るゼーダに仕える軍人。軍師としてカトマール軍を率い、対人戦闘ロボットと殺人ドローンを駆使して、エルドール・ラトザール連合軍を迎え撃つ。その一方、強大な力を持つとされる永遠の少年エドガーに心酔しながらも、彼ら一族を捕らえるための死の罠をラトザール全土に張り巡らせる策略家。 戦に死に甲斐を求める正統派の武人であり、魔法の小手先勝負を弄するシャールを嫌い、排斥しようとする。 |
ゾーラ=バッド
グランは、彼女をゼーダの別人格と呼んで恐れ、エリザベスは、彼女をレプリカと呼んで蔑む。古代文明の遺物と考えられるが、正体不明。光物の装飾が好きな派手な女性の姿をしている。その性格は、残虐そのもの。目的遂行のためにどんな手段も厭わない。人間の苦痛を見るのを何よりも楽しみにしているらしい。 エダマを手懐けている。 |